ちょっと掘ってみようかな。


by wakas
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完全なる年金制度とは。

Excite エキサイト : 社会ニュース
完全無欠の年金制度ってどんなものでしょうね。
現行制度に対しては少なからず不安、不満はあるものの、だからといって故意に未納期間をつくるほど制度を知らない訳でもない。

未納期間を継続中の方、くれぐれも怪我や病気にご注意を。(扶養家族がいる場合は特に)
28年以降も特例が延長されなければ、セーフティネットは生活保護のみ。
余程の財がある場合は別として年金給付とのバランスが問題視されている昨今、生活保護制度がどのように見直されるのかは不透明です。
年金に頼るまいとタンス預金を溜め込んでいたとしても、物価変動、災害のリスクは付きまといます。
欠陥だらけに思える年金制度でも、実際に潰れるリスクは私的年金の方が高い。
万が一の場合は、官僚、政治家があらゆる手段を使って制度を維持させようとするはず。
国庫負担を2/3、3/4に引き上げたり・・・きっと保身のためでしょうが。
現行の制度に根本的なメスが入らない限り、未納率の上昇に比例してその負担は保険料だけでなく税金で賄うことになる。
実際、国庫負担1/2への引き上げは3年後の消費税引き上げを踏まえて検討されている。(引き上げられない場合は特別会計から引っ張るらしいがその財源がいつまでもつかは不明)

世代間扶養という理想は確かに素晴らしい。
ただ、所詮は戦費調達の手段として作られた制度への後付けの意味でしかない。
戦後も厚生労働省内では将来の給付を無視した集金策としか考えていなかったのは事実。
年金制度として70年余りの歴史を経て、あちこちに疲労が見られるのも無理もないことなのかもしれない。

未だに給付水準の算定モデルは終身雇用のサラリーマンの夫、妻は40年間専業主婦。
サラリーマン家庭の共稼ぎの割合が50%を超えたと言われているのに・・・。
しかも前提の保険料納付率って免除の割合も含めた数字じゃなかったっけ。
確かにモノサシとして所得代替率などは明示された方がいいかもしれないが、かなりザックリ出された20年、30年後の給付水準に一喜一憂させられるのもどうなんだろう。
不確定要素満載の信頼できない数字を公表されても社会不安を煽るだけで無意味では。
20年、30年後に50%を割り込むならパートなど2号被保険者資格要件および適用事業所要件の引き下げ、なにより3号被保険者制度の見直しなど対策はいくらでもある。

原則、基礎年金しか受給できない1号被保険者世帯はモデル世帯を上回る給付を受けることはない。
3号被保険者はただ乗り。(2号が3号分も負担している訳でもないけれど給付は満額)
突っ込みどころ満載な制度な訳だけれど、それでも根本にメスをいれることができないのは、腹をくくった政治家、官僚がいないから。
霞ヶ関では責任だけが世代間でたらいまわし、結局将来の負担が増すだけ。
そして行き着く先は「全額税方式」なのかもしれない。
ただし、その移行措置など難題は山積でしょうね。
満額支給の要件緩和、税と保険料の徴収納付管理システム一元化もセットで検討が必要かと。
麻生さん、そろそろ腹くくりませんか。
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by wakas | 2009-04-15 03:20 | 政治経済なツブヤキ